2025年 今年の酒米造りの思い出パート3
こんちわ(^^)/お昼まだまだ暑い日が多いですね。先日、稲刈りが終了しました(^^)/台風もそれてくれたので順調にいくかと思っていましたがまさかの大トラブル(´;ω;`)ウゥゥまた次の機会に紹介したいとおもいます。今日は2025年の日本最南端の酒米、吟のさとの田植えについて書きたいと思います(^^)/

2025年 6月16日 日本最南端の酒米 吟のさと 田植え
田植えってなに?
田植えは、育てた苗(なえ)を田んぼに植える作業 のことです。
お米をつくる中で、とても大切なステップ。大切に育てた苗を田んぼにきれいに植えられると気持ちが高まります。田植え機で植えることで効率的に作業を終わらせ、手で植える場所は手植えすることで機械がなかった時代の苦労を感じさせてもらえます。さぁ見てきましょう(^^)/
田植えの流れ
- 田んぼの準備
- 前回説明した代かき作業です。田んぼに水をはり、土をどろどろにして平らにすることで、水の深さをそろえて、苗を植えやすくします。
- この代かきが言葉でいうのは簡単ですが、実際に平らにするのはすごく難しいです。トラクターで作業をするんですがなかなか平らにならない。浅いところと深いところがでてきてしまいます。そうなると水の管理と雑草の管理が難航して稲の生育が悪くなります。今年も山口さんが担当してくれたのですが「やっぱり凸凹やな」と嘆いていました。
- 苗の準備
- 育苗箱(いくびょうばこ)で育てた苗に根っこがびっしりとはっていることを確認して田植え機にあった苗の長さかを確認しておきます。今年も長すぎず短すぎずのちょうどよい苗が完成しました。ナイスです(^^)/
- 田植えをする
- 田植え機がない時代は人の手で1本ずつ植えるのがあたりまえ!!全員が並んで紐にあわせて等間隔で植え付けていきます。この作業が腰に来る!!現代人では5歩進んだけで「ちょっとタイム」と言いたくなるぐらいきついです。今は「田植え機」があるおかげでキレイにまっすぐ等間隔で植え付けていけます。機械ってすんばらしいですね(^^)/
- さて今年はここで問題発生( ゚Д゚)なんと田植え機が沈むという悲惨な出来事が発生(´;ω;`)ウゥ終盤になってぬかるんでいるところに細いタイヤがはまってしまい、救出しなければならない惨事になりました。トラクターをもってきたなんとか救出したもののそこで田植えはストップ。9割がた終わっていましたが残り1割が終わっていません。
- さてどうしようかと考えた結果、、、、、手植えするっきゃねぇぜ!!と息巻いて手植えスタート(;^_^A一日目二時間でダウン。腰が死んでしまいドクターストップ。本業に支障がでてはいけないのではざ植えで終了という事態に陥りました。
- 原因としては畑の管理の甘さにありました。年間通して水はけが悪い畑でどうしても地盤ができにくいみたいです。あと田植えをしてもらった柳川さんに耕し方と代かきが出来ててないとご指摘を受けてしまい来年度課題ができました。
- 植えたあとのお世話
- 田植えが終わったら、水の高さを調整して、苗が溺れてしまわないように注意して水の管理を行います。ここでも凸凹が激しくあると、ある場所で水がたまると違う場所の苗が溺れてしまう。逆もしかり、土が出てしまうところもあり踏んだり蹴ったりで大変です。除草剤(ホームラン)を巻けるところと巻けないところが出てきてしまい除草作業がたいへんになってきます。ドミノ倒しのように一つの問題が他の問題を引き起こす。ゴルフと似てますね(笑)
- そして虫が苗を食べないように見守ります。ここでも大問題発生(´;ω;`)ウゥゥ今年初の体験でした。





なぜ田植えをするの?
- 苗を一定の間かくで植えることで、日当たりがよくなり、育ちやすくなる。
- 田んぼの水が、苗を暑さや雑草から守る。
- 苗が田んぼの中でしっかり根をはると、台風にも負けません。
種子島の米作り、日本最南端の酒米 吟のさと
