2025年 今年の酒米造りの思い出パート4
こんばんは(^^)今日は夜分にブログを書いています(^^)/先日消防団のゴルフコンペがありベスグロで調子にのってます(笑)10月半ばだというのに「暑い!!」熱中症対策をしなければならないほどの暑い日差しでしたι(´Д`υ)アツィーでも日陰に入れば涼しい風が吹いてくれたなぁ。まあゴルフも上がりも楽しい一日でした。

2025年 6月17日 日本最南端酒米 吟のさと 田植え後1日
大問題が発生しました。昨年の稲刈り前に実は田んぼにジャンボタニシのたまごがあったんです。そのときは特に被害はなかったので特に対策せずにいました。はい!それが大間違い!!田植え後ジャンボタニシの被害!!なめてました。「ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)」について説明しますね。
ジャンボタニシってなに?
ジャンボタニシは、南の国(南アメリカ)からきた 外来種!
日本では、1980年代に「食べ物にしよう」として外国から持ちこまれましたが、今では田んぼなどで野生化して、害虫(がいちゅう) になっています。


ジャンボタニシの特徴
- からの色:赤茶色で、けっこう大きい(大人の親指より大きい!)
- 卵の色:ピンク色で、あぜや草の上にかたまりでくっついています。これが気持ち悪いです。猛毒らしいです。
- 食べるもの:やわらかい植物が大好き。特に、田植えしたばかりの稲の苗を食べてしまいます。


対策を早めにしたので写真のようにはなりませんでした。↑の写真被害にあった田んぼの写真をネットで見つけたものです。でもあのスピードならこの被害は浅い方だと思います。ほんとに食べるのが早い。あんなにのろまなのに夜は動きが早くなるんでしょうか?
田んぼでの問題
- 田植えしたばかりの苗をかじって、苗がなくなってしまうことがあります。これが大問題。食べるスピードが以上でした。ジャンボタニシは水口に多くいることが多いんですががそこだけ水面から出てる青い葉っぱを全部食べちゃうんです。水から少し出ていないと苗は死んでしまうんで、すぐに水を抜いてせっかく植えた苗が死なないようにしました。稲が小さいうちはとくに被害が大きいので、早めに対策をたてました。
どうやって防ぐのか?

- 苗が少し大きくなってから植える(かじられにくくする)。
- 水の深さを調整して、ジャンボタニシが動きにくいようにする。深水だと活発に動くので、まず浅水にします。そしてスクミンを巻いて死滅させます。でも完全に全滅させるのは難しく、苗が十分に育つまでは毎日田んぼに通い、ちょっとでもいるところにはスクミンを巻きました。調べてみると水が無くなったり、冬の間は土の中に隠れているらしく、畑を耕すとき一緒にジャンボタニシは潰れるらしいです。それでも全滅は難しいようですが今年は冬に畑を耕したいと思います(^^)/
- あぜや田んぼのまわりにあるピンクの卵をとって、ふやさないようにする。
特に大きな被害とはならず一安心でした。でも対策をおろそかにしたら全滅あったと思います。田植え初日かえらいこっちゃ(;^_^Aそして実はこの時点でもう一つ問題発生してました(笑)次回に紹介したいと思います。
種子島の米作り、日本最南端の酒米 吟のさと
